

なんでもシステムの事なら相談に乗ってくれるようなお助け部署「情報システム部」。
そんな情報システム部でも他の部署の社員から嫌われることがあるようです。むしろ、あまり良い噂を聞かないなんて意見も。
なぜそんな噂がたつの?嫌がらせをする部署なの?個人各々で好き嫌いはどこにでもあると思いますが、部署そのものが嫌われてるのはどうしてでしょう。
現在、情報システム部で働いている私がこの噂を耳にするのは悲しいことですが、事実は受け止めなくてはですね。
噂はともあれ、どんなネガティブなイメージがあったとしても我々はネガティブを糧にポジティブに「愛される情報システム部に」をモットーとしてます!!今日は、一緒に噂の真相を突き止めましょう。
注意:今回のお話は筆者体験と噂、偏見で作られているので全ての情報システム部が同じ評価ではない点ご理解ください。

そもそもどんな噂?蓋を開けたら実際どうなの?
まず初めに噂は噂といえど、その噂が情報システム部イコール嫌な部署というレッテルを張られているのは間違えないので、信ぴょう性はともかくどんなものが世間で囁かれているのか一緒に見ていきましょう。

【1】専門用語ばっかりでさっぱり。見下されている気分。

パソコンなどIT技術の知識がなく、わからないから専門である情報システム部に問い合わせをしているのにもかかわらず、「リブート?」、「ディレクトリ?」、「デバイス?」っと難しいカタカナを並べられて、そんな簡単なこともできないのかといわんばかりの態度で対応されてしまう。見下されている気持ちになり、素直にアドバイスを受け入れられない。話もついていけないし突き放された気分になってしまう。
これは、情報システム部に限らずどの職種でも起こりうることで専門的な技術を持つ者がいればそれを知らない人にうまく伝えることができるコミュニケーションスキルがある人と足りない人がいます。
あなたは、人に説明するときに一語一語言葉に気を付けて相手の反応をみて話すことができますか?
IT技術者は、技術者としてはエキスパートであっても、言葉足らずでそのノウハウをうまく共有できない人もよく目にします。もちろん、自分の知識を自慢すべく相手の事を考えずに知っている限りの知識をぶつけているだけの自己中な人もいるのは確かです。
人には得手不得手がありますが、仕事は仕事なので理解できなければわからない事をはっきり伝えて、分かち合えるまで話し合って業務を円滑に進めましょう。
大手企業では実際に、そういったIT技術者と顧客の間に立って対応するカスタマーサポートチームが存在し、技術者が伝えたいことを読み取って顧客に説明するという中間の立場が活躍しています。
【2】融通が利かない。空気を読んで臨機応変に対応して欲しい!


「パソコンが急につかなくなったから今すぐ直接見に来て欲しいと伝えたら別件対応中ですぐには難しいと言われてしまった」
「緊急でシステム関連の使用許可を依頼したが、既定の段取りがありすぐに許可できないと言われてしまった」
上記のように緊急を伴う内容においても情報システム部では、例外なく決められた手順で取り掛かろうとします。
また、他部署の業務内容に興味をあまり示さず、システム担当なのでシステムのこと以外は知りませんなどと冷たいことも。
急いでいる側としては、さっさと処理して欲しいのでもどかしい気持ちでいっぱいです。
実際に、ただ融通がきかないこともあります。しかし、その裏には情報漏洩などセキュリティ保護の観点からや上司などへ情報共有/承認を行うことで間違えなく業務が遂行できるように予め念入りに考え決められた手順を貫く情報システム担当の忠実な仕事っぷりなのです。
確かに理由もわからず、これはできないと言われてしまったら子供でも、もうその人の話を聞きたくなくなりますよね。
しかし、どうしてできないのか理由も添えて説明されたら納得することってありませんか?そうなんです、ここでもコミュニケーション能力不足という課題に直面します。上記【1】と同様に理解するまでお互いに話し合う歩み寄りが必要といえます。
【3】知識がじつは乏しいのでいる意味がない!

一見、知識が豊富そうな情報システム部。しかし、ふたを開ければ少しITに詳しいけど実は最新技術に弱いなんてことも。
友人の会社で新しいシステムを取り入れたと聞いて、同じように新たな技術を使いたいと自社の情報システム部に伝えてもその技術はわからないし、調べようともしてくれない。システムの事ならなんでもわかるんじゃないの?
情報システム部というくらいだからシステムの事なら何でもわかりそう。しかし、そんなアンテナを常に張って最新技術を知り尽くしている万能な人のほうが少ないのが現実です。常に技術は進化してつぎつぎと新しい取り組みが生まれていく世の中。多くの情報システム部の担当者はそこそこの知識があったとしてもその情報をアップデートしたり、新しい技術を見つけて簡単に取り入れるということはあまりしないようです。
たとえ、新しい技術を取り入れると話が進んだとしてもその技術はセキュリティはしっかりしているか、信頼できるものなのか、きちんと信用して稼働できるものなのか検証する必要があります。
そういったリスクや手間を避けるためにも既存の手法でどうにかしようとする担当者も少なくありません。
とはいえ、時には新しい技術を取り入れてよりよい会社へと導く必要があるのも事実です。IT化を進めるなかでこういった業務課題にはどんな技術が適切なのか新しい技術も含め、ある程度幅広くみれる人材であって欲しいものです。
じつは、情報システム部も他部署に不満がある?
実は情報システム部からも言いたいことはあるようです。言いたいこと言いあえれば楽なんでしょうけど、仕事なので節度をもって・・・なんて仕事しているとお互いに不満のあるままで嫌いあう関係にいつしかなっているなんてこともあります。
今日は、そんな言いたいけど言えないことを代弁してみます。

【1】情報システム部は何でも屋ではない!
情報システム部というからにはシステムの事なら何でも相談できて、簡単にシステム化できる部署だと思われがちです。
実際にせめてこれくらいならできるでしょうと当たり前目線で見られることもあります。
しかし、情報システム部は一般的にシステムにおける運用や保守を行うだけでシステムを作ったり変更したりということは直接おこないません。
また、担当者の知識と経験によって業務のできるできないが分かれてしまい、わかる範囲でサポートはするけどそこまではちょっということも。特に、システム構築の依頼となると大掛かりな準備が必要となる為、自社で作るのではなく外部に委託して作ってもらうなど規模によっても対応が異なります。
できないものはできない。それはどのようなことも一緒です。ただ、より多くのニーズを叶えられる人材を雇って欲しいという切なる願いはあると思います。
【2】社員のセキュリティに対する認識レベルが低くて困る。
業務中に関係のないサイトを閲覧してウイルスに感染してしまったり、危険性のあるアプリケーションを勝手に導入して業務で使っていたり、パソコンの画面を開いたままで外出したりと情報漏洩や外部からの侵入などセキュリティに対する危機感がない行為が多く見受けられます。
些細な事だと思っていても、実際には会社の基幹システムの稼働を止めてしまって会社に大きな損害を与えてしまったというケースもあります。もちろんこれは、会社の体制の問題が第一にあります。会社として社員のセキュリティに対する教育の徹底と定期的に情報を促すことでこういった行為も多少なりとも減ると思います。
あとは、社員個々の問題となってしまうので実際に教育を行っても同じ状況であればそれ相応の処罰を与えるなんていう会社も珍しくはありません。
【3】自分の都合ばかり押し付けてくる。
「業務に支障をきたす重大なシステムトラブルが発生したので早く対応して欲しい」と依頼を受けたが、他に緊急で対応する必要があり、そちらを優先的に対応をしたところ、「時間がない、困っている、早く結果を出してほしい」とクレームの嵐。「私は、専属サポーターではないと心の中で叫びました」なんていう心の声も。
また、一人情シスで他の業務の傍らで担当しているのにもかかわらず情報システム部の仕事を優先して欲しいなんていう依頼もあり、相手の意見をそのまま実行していたらほかの業務がまわりません。
その部署としては、確かに最優先順位事項かもしれません。しかし、いろいろな部署の対応を迫られている情報システム部としては臨機応変に優先順位をつけて対応する必要があります。
あなたの業務が大したことないから後回しにしているわけではないのであまり責めないであげてくださいね。

最後に・・・
情報システム部の嫌われている理由、情報システム部が他部署を嫌っている理由をみてどう感じましたか?
お互いに言いたいことを素直に言い合えたら、少しでも状況は変わっていたのでは?っという事に気づきますよね。
営業部や企画部では売上目標達成のためにスピードを重視しますが、情報システム部はセキュリティ観念や結果重視なので慎重に決められた順序で対応をします。こんな、スピード感の異なる部署が一緒に仕事をするためには、どこかで折り合いをつけてスピードを歩み寄る必要があります。
お互いにコミュニケーションを大切にして何が一番重要なのか一緒に判断しあえる仲になれるといいですよね。
今日の内容をみて「もう少し詳しく教えて!」というご要望があればこちら(左記の「こちら」という部分をクリックすると弊社問い合わせに画面遷移します)までご連絡くださいね。
次回は、情報システム部はどのようなニーズがあるのか、現状はどのようにIT技術を活用しているのかもう少し調べてみようと思います。